20250512


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●佐和子・31歳・主婦

 私は3年前、5歳年上のバツイチ青年実業家と結ばれました。ウエディングドレスを着たときが、人生の絶頂期。ジューンブライドで流した嬉し涙が、今はとても懐かしいです。

 初めは玉の輿に乗った喜びと優越感でいっぱいだったのに、当時小6だった連れ子が苦労の始まり。従順であどけない少女は今、金髪の不良になってしまったんです。

「ババア、お前を母親だなんて認めないからな」

 いつもこんな暴言を吐いては、私を困らせます。夫に相談しようにも、月の半分ほどは海外出張で留守でした。

 そんなある日、娘が学校で後輩を殴り、唇を切るケガをさせてしまい…。当然、親である私は学校から呼び出されます。
 
 そのとき相談に乗ってくださった担任の先生が、とても素敵な好青年でした。「大変だと思いますが、苦しいときはいつでも相談してください」とメルアドを教えてくれたんです。

 それから頻繁にメールでやり取りするようになり、感謝の気持ちから、最近食事をご馳走しました。

 そのとき「お母様は僕のタイプです」と言われ、頭の中は真っ白。浮気をためらうブレーキが壊れてしまい…。

 レストランを出てからは、どちらからともなくラブホへ向かいます。部屋に入るなり、先生は貪るようにキスをしながらショーツを脱がしました。普通なら、ここで見つめ合いながら結ばれるでしょう。

 けれども、私は四つん這いになってお尻を差し出しました。一番好きな、バックから挿れてもらいたかったんです。

「ああん、気持ちいい」

 ガンガンと、まるで除夜の鐘みたいにゆっくりと後ろから突きまくる若い男のセックスに酔い、「あんあん」と吠えていました。

 先に私が昇天し、前のめりに倒れます。膣が収縮すると、先生は「出るぅ」と叫び、ペニスを引き抜いて大量の精液を飛ばしました。

 久々に女の幸せを味わい、腕を組ながらホテルを出た瞬間、突然現れた娘が「いただき!」と言ってスマホで私たちを撮影。即座に父親へ画像を送ったんです。

「僕たち、もう終わりだね」

 こう書いてきた夫のメールを読みながら、今後も続く不幸への予感からガタガタと肩が震えました。

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これは実話














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柏木


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記者の名前は?


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6:
いただき!


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読み人知らず


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娘が突然ラブホに現れる謎


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10:
柏木?


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除夜の鐘


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押しの名倉
張り手の柏木









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いただき女子


15:
「いただき!!」
吹いた


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17:
ハッピーエンドじゃないと抜けない


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奈倉


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メールアドレスがいい味出してるね。


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21:
除夜の鐘


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事後の雰囲気からして柏木


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24:
悲しい話はあんまり…









25:
柏木


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いただき!
娘ノリノリなの草


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28:
設定に凝るのは柏木


29:
ああん、気持ちいい
で察した


30:
除夜の鐘


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32:
何でラブホなんだよそこは自宅でセックスして撮影バレだろ


33:
除夜の鐘とな


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35:
いただき!が言いたい文章









36:
これは柏木


37:
久々にちょっと面白かった


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39:
平和的で良い


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ああん、気持ちいいからのガンガン除夜の鐘コンボ決まる


41:
柏木奈倉しかいねーのかよ


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43:
技の柏木
力の奈倉


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除夜の鐘……?


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46:
いつも思うけど後半がザツすぎて面白い









47:
ショーツ
よって奈倉


48:
娘と先生がデキてて継母をハメたな


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50:
唐突な除夜の鐘わろたw


51:
ショーツだけで分かる


52:
ギャー!がないと寂しい


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54:
あれバッドエンドっぽいの珍しくない?


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文章うめえなー
本当に読ませる文章


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63:
除夜の鐘?








64:
いただき系女子やんけ


65:
AIに学習させたらシチュエーションとか打ち込むだけで似たような文章生成できないかな


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69:
アムロかよ


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ちなみに奈倉は今noteで書き続けてるからな
自分の話も描いてるので微妙だけど


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74:
奈倉だと思うけど、少し暗い終わり方なのは珍しい気がする
なんか心境が動いているのだろうか


75:
なんだホテルの外で撮っただけかよ


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ライターになってよかった

♡557
奈倉清孝
2024年4月27日 23:50

 今から10年以上前のことです。ネット上にスレッドが立って、僕と柏木先生のどっちの作品かを当てるゲームみたいなことが流行した時期がありました。柏木先生の作品もだんだん笑わせる路線に変化し、2人の見分けが難しくなってきたのでしょう。

 やがてどちらかを当てながら、それぞれの作品を批評されることが日常化しました。もちろん、批判や悪口もありましたが、8割以上は肯定的な意見で、とても嬉しく感じたものです。

 一番印象的だったのは「こんな小説、俺にも簡単に書ける。楽な仕事でお金をもらっているな」という書き込みに対して「900字程度で完結する文章は難しいぞ。だったらお前、書いてみろ」と反論してくれた人が数人いたことです。

 一方、批判された中で何度も出てきたのが「奈倉、親の前でこの作品を音読できるのか?」でした。確かに、それは厳しいものがありますね。