映画

1: 2023/06/23(金) 08:21:04.27 ID:WKS+1wry0● BE:738130642-2BP(2111)
戸田真琴、カンヌに挑む。新作プロジェクト始動

■戸田真琴、カンヌに挑む。新作プロジェクト
自身の経験をもとに三本の短編と詩的映像で紡がれたオムニバス長編『永遠が通り過ぎていく』で監督/脚本/編集をつとめ、鮮烈な映画監督デビューを果たした戸田真琴。
AV女優として人気を博し、引退した後選んだのは、本格的な映画監督への道。
文筆家として新作私小説『そっちにいかないで』の発表も記憶に新しく、クリエイティブの手を止めない彼女が「人生の夢」として改めて取り組むのは、国際映画祭へのエントリーを視野に入れた短編映画の制作プロジェクト。

■老人から少女へ。詩と映像による人生讃歌
制作予定の『さじを投げる/Eat The Sun』は、身体の思うように動かなくなった一人の老夫が、死の間際の数日間、少女の身体になって目覚め、人生の最後を踊り暮らす物語。
戸田真琴から、崩れ行く世界とそこで生きる人々へ、切実な映像詩を贈ります。
プロジェクトページでは、本作をイメージしたティザー動画も公開中。
キャストやスタッフは順次プロジェクトページにて発表予定です。

■監督コメント
この国で、観客の感性をほんとうに信じて作られている映画は、多くはありません。
「こういうふうに感じてください」と、あらかじめ決められている映画のあふれる中で、わたしは、度々思います。
わたしこそが、観る人を信じて映画を編むべきだ。
わたしくらいは、信じなくてどうするんだろう。
あなたこそが、あなただけの感じ方で、今、映画を見てしまう。
それからあなたは感想を、誰ともわかりあえず孤独になって、星空を見る。
星は、映画と同じ光り方をして、あなたを見る。
あなたは、この世界はあなたのためにあったのだと、ようやく、初めて、気がついてしまう。
わたしは一本のビデオになって、君の部屋の棚に居座る。
何千回か心が死んで君はそのテープを再生する。
わたしは死んだあとも君を迎えに行く。
ほんとうに君の美しさに責任を持つために、身体がなくなってもあの宝石を引きずり出せるように、それが必要なとき必要な回数繰り返されるように、何度見てもまぶしい一本のビデオになる。



予告


監督コメント


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【元AV女優で映画監督の戸田真琴、新作映画でカンヌに挑戦 死ぬ間際の老人が少女に入れ替わり最後の数日を過ごす短編】の続きを読む

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