1: 2022/07/11(月) 07:12:30.34 ID:gId/F0py0● BE:421685208-2BP(4000)
■父から言われ続けた「考えなさい」
「SNSで『台湾に行きますよー』って出せばたくさんのファンが空港に集まってくれるし、もしお財布を忘れて行っても即席LIVEをやれば、食べるのにも困らないと思う。でも日本では地下アイドルでしたけどね」
そう言って笑うのは、2022年5月にAVデビューしたばかりの円井萌華だ。
実は彼女、数年前から台湾では人気アイドルとして熱狂的なファンを持ち、現地でのライブも行う存在。
小さい時から勉強はできるほうで行動力も「ありすぎるくらい(笑)」だったという彼女。
大手新聞社に務める父親の教育方針は「常に考えなさい」だった。
「いろいろ作戦を考えたり状況を分析するのが元々好きなんですけど、それも父の影響だと思います」
幼稚園時代に子役として活躍していた彼女は次第にアイドルを夢見るようになり、高校に入ってから本格的に行動を開始する。
「でも冷静に考えてトップアイドルとして活躍できる器ではないと思うし、何を主軸に活動していこうか、ずっと模索してました」
■メジャーなアイドルより豊かだった
そこでたどりつた結論が「世界一ファンを幸せにできるアイドルになろう。地下アイドルとして、ファンとより近い距離感でいられる"地下アイドル"を全うしよう」、だった。
「子役や作詞家として働いていた経験や、アイドルのファンとしての知識をもとにセルフプロデュースや作詞作曲のマネージング業務をこなし、 SNSやライブハウスを主戦場にしました」
ライブの主催者に自分で連絡し、出演交渉や演出も自分でおこなった。
チェキなどのアイドル定番の販売物の制作、衣装制作、歌う楽曲の作詞作曲からファンクラブ運営までも一人でこなした。
真面目な彼女の姿勢から地下アイドル関係者の中での評判はかなりよかったという。
「自分一人ならすぐ方向転換できるし、だれにも迷惑をかけずに済む。その気楽さは私にはすごく合っていました。それに全て自分でするので経費はほぼゼロです。メジャーのアイドルよりも金銭的には豊かだったと思います。ただ毎日学校との両立で寝る時間はありませんでした」
そんなある日、SNSで一通のDMが入った。
『私は台湾でイベントのキャスティングをしています。ぜひ台湾のアイドルライブに参加をしてください』
台湾の有名アイドルイベントの主催者からだった。
「元々台湾が好きで、現地に出かけて路上ライブをしたり、むこうの配信サイトで毎日配信をしてアピールしていたくらいですから、嬉しかったですね。涙が出ました」
すぐに台湾の配信サイトでも報告すると大きな反響があった。
■自分の価値を自分で決めてゆきたい
子役時代の経験も彼女の大きな財産だ。
台湾のイベントに出てもそれほど大きな利益は無いが、それ以上に自分の台湾のファンにやっと会えるという気持ちが大きかった。
その後は定期的に現地を訪ねた。メリットが少ないという理由で、台湾にまで出かけることのない事務所所属のアイドルが多いなか、幾度も訪れ、小さなステージであっても笑顔で務める彼女の姿に、いつしか多くのファンがついていた。
現地でファンクラブもでき、台湾でのデビューの話もあったという。
しかしコロナが世界を変えた。
「とにかく訪台できなくなってしまったことが辛かったですね」
そして彼女が次に選んだのがAVの世界だった。
「実はアイドルを全うしたら、AVに行くのが夢だったんです」
台湾のファンの反応はどうなのだろう?
「AV出演のことが現地の芸能ニュースに取り上げられたんですけど、むしろ喜んでくれた人も多かったみたいです。『頑張ってほしい』とか『これからも応援するよ』という励ましをSNSでたくさんもらいました」
ちなみに家族にはAV出演のことは報告していない。
■いま、父の愛情を受け止めて
「でもこの前、『円井萌華(まるいもえか)、頑張ってね』と父親に言われたんです。ドキッとしました。アイドルの時の芸名は『萌華』のみだったので、『ああ、知ってるんだな』、と」
考えて、考えて、自分の信念に基づいて行動し、自分の人生を切り開いてゆく。
彼女の姿勢には、学ぶべきものがあるかもしれない。
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円井萌華プロフィール
まるい・もえか 東京都出身。身長153cm(生年月日・スリーサイズ非公表)。幼稚園時代から子役モデルとして活躍。その後、セルフプロデュースでのアイドル活動を行い、この数年、特に台湾での人気が高い。’22年5月、AVデビューの際も現地では芸能ニュースに取り上げられ、転身は大きな反響を呼んだ。最新デジタル写真集『円井萌華 PURE WHITE』『円井萌華 可愛い詐欺師』が大好評発売中
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